この部屋で初めてコーヒーを淹れてみた

タイトルの通りです。

 

Amazonで買った2千円くらいの象印のコーヒーメーカーを持っていて、半年ぶりくらいに使ってみた。

仙台に住んでいた頃はたまに使っていたんだけど、こっちに引っ越してきてからずっと使っていなかったのだ。

先週、すっかり寒くなった夜の道を歩いているとき、そうだ、部屋でコーヒーでも淹れようかな、と思った。

そしてスーパーで挽いてある豆を買い、埃をかぶったコーヒーメーカーを水で洗ってから電源を入れた。

スプーンがなくて、豆の量は目分量で決めることにした。

久しぶりに嗅ぐコーヒー豆の香り。お湯が沸く音。ゆっくりと落ちていく水滴。

近くの和菓子屋で買ったあんこの団子を一緒に食べよう、と思った。

 

「うまい!」

「団子がうまい!」

その団子はとても美味しかった。

全く固くなく、食べるとよく伸びて、お米の味がする。

つきたてのお餅に近いような感じ。

こんなおいしい団子が近くに売っているなんて。

 

思えば、このあたりには和菓子屋さんが多い。

田舎だからだろうか。

たまに店の前に車がとまっているから、お客さんはいるのだろう。

行ってみないとわからないことは多い。

今日みたいに、自分の近くの場所で新しいことを発見できたような、そういう瞬間がとても好きだ。